便秘解消に効くとか、肝臓にいいとか、二日酔いにも効果あり!?とか…



かと思えば、「柿ダイエット」というフレーズを耳にしたり、



何かと多くの効能があるように言われている柿ですが、果たしてひとつの果物でそんなにたくさんの栄養成分や効果・効能ってあるのでしょうか?




とても気になるので

ダイエットや便秘から肝臓にまで、本当に効果があるのか?



あらためて調べ上げ、まとめてみました。




結論から先に言うと、


柿はダイエットに有効なばかりでなく便秘の予防や解消にも有効!


また、肝臓を優しく守ってくれ
さらにはストレスに負けない強い体を作ってくれる優れものです。


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柿の主な効能や栄養成分まとめ




柿の効能があまりにも豊富なのでまとめて整理してみました。


栄養成分
はたらき
効果
ビタミンC
新陳代謝を活性化 痩せやすい体質作り
食物繊維
体内の毒素を排出 体の内側からダイエット
タンニン
血圧を下げる 高血圧を心配せずダイエット可
タンニン(ギブオール)
細胞や血管を収縮 食べ過ぎると便秘に!
デヒドロゲナーゼ
アルコール分解酵素 肝臓をいたわる
アミノ酸(シスチン)
肝臓の機能を高める 肝臓をいたわる
カリウム
利尿効果 肝臓の負担を減らす
ペクチン
アルコールの吸収を抑制 肝臓の負担を減らす
タンニン
アルコールの吸収を抑制 悪酔いの防止
タンニン
アセトアルデヒドの分解を促進 二日酔い防止




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柿のダイエット効果は?




柿 100g中に含まれるビタミンCの配合量は、みかんの約2倍とかなり豊富です。


ビタミンCには新陳代謝を活性化させるはたらきがあるため
結果、痩せやすい体質を作り上げることができます。


さらに柿は食物繊維も多く含んでいますので
体内の不要物や毒素などを排出し、体の内側からもダイエット効果が期待できる果物です。


また、タンニンと呼ばれる血圧を下げるはたらきを持った栄養素も多く含んでいるので
高血圧の人も心配せずダイエットに取り組める果物といえます。




柿でダイエットをするには朝・昼・晩のいずれかの食事の一回を柿だけにするといった方法です。


いわゆる「置き換えダイエット」ということで、1回に食べる柿の量の目安は1個です。


柿を1個食べればビタミンCの1日に必要な摂取量が摂れますし、同時にカロリーも抑えられます。




柿1個で1日に必要なビタミンCが摂取できるとかみかんの約2倍と言われても
その含有量の多さがなかなかイメージしにくいのですがビタミンCはとても大切な栄養素なので柿はしっかり摂取しておきたいところです。


柿に豊富に含まれるビタミンCやタンニンは、ダイエットに有効なばかりでなくストレスに負けない強い体を作ってくれます。




ダイエットからは少し話しがそれますが、ビタミンCは抗ストレスビタミンとしても大変貴重な栄養素と言われています。



たとえば狭い路地の交差点で出会い頭で車が衝突しそうになってドキッ!と心拍数が瞬間的に上がった場合、500mgのビタミンCが消費されるという研究結果が発表されています。



これは1日に必要なビタミンCの摂取量の5倍にあたります。


さらにタバコを1本吸うだけで 25mgのビタミンCが消費されてしまうこともわかっています。

こういった話しを聞いてもらえればビタミンCがダイエットに限らず、健康な心身にとっていかに重要な栄養素であるかを少しはイメージしてもらえるのではないでしょうか?




少し話しがそれてしまいましたが


完全にダイエット目的で柿を食べるなら干し柿がおすすめです。



普通の柿から干し柿になる過程で、タンニンが含有量が増えていき、豊富に含まれるようになるのでダイエット目的の場合は干し柿の方がより効果を期待できるというわけです。


柿のダイエットは1ヶ月程度は継続する必要があります。



1ヶ月継続すれば 2.5~3.0キロ程度のダイエットの成功確率が非常に高いと言われていますので
チャレンジしてみる価値は高そうですね。




柿の効能や栄養成分まとめ


柿の便秘への効果は?




柿には食物繊維が豊富に含まれているのでダイエットにも効果的と言いましたが、同時に便秘の予防や解消にも良いとされています。


ただし注意点がひとつ。



柿に含まれているタンニンという成分は食べ過ぎると逆に便秘を引き起こしてしまうという点です。


タンニンの成分であるギブオールには、タンパク質の成分を変質させて細胞や血管を収縮させる作用があります。



腸の粘膜に特殊な膜を作るため腸の機能が低下してしまい結果、便秘を起こしてしまうのです。


こうした性質からタンニンは下痢止めの薬にも使用されるほどですので便秘を解消したい人は食べ過ぎに要注意です。


ただし、干し柿となると話しは別です。



干すことでタンニンが水溶性から不溶性に変わるため町の機能低下のリスクが格段に減ってきます。


加えて食物繊維やビタミンC・カロチンは普通の柿より数倍に増えます。



このため干し柿なら極端に食べすぎない限りは便秘に効果的な食べ物といえるわけです。




柿の効能や栄養成分まとめ


柿の肝臓への効果や影響は?




柿に含まれるはデヒドロゲナーゼという成分はアルコール分解酵素です。



他にもアミノ酸のシスチンは肝臓の機能を高める機能、カリウムは利尿効果など、肝臓の負担を減らしてくれる成分が豊富なため柿は肝臓に優しい果物とも言えます。


また、水溶性植物繊維のペクチンという成分にはアルコールの吸収を抑制する働きがあり、さらには先ほどから何度も登場しているタンニンが胃粘膜に作用し、アルコールを吸収しにくくしますので悪酔いも防ぐことができます。


それだけではなくタンニンには二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を促進させる働きもあります。


柿は二日酔いにも効果があるという話しは有名ですが肝臓や体を守ることを考えるなら、できれば飲酒前や飲酒中に食べることをおすすめします。




以上のように、柿にはとてもたくさんの効果があります。



気になる方はぜひ試してみてください!


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