喪中はがきを送るときは、先方が年賀状を作成する前に感謝の気持ちと年賀欠礼のお知らせを伝えたいもの。
喪中はがきには切手付きのものもありますが、切手が貼られていないものもあります。
日頃お世話になっている方に対して失礼のないように、喪中はがきに貼る切手の種類やマナーを知っておきたいですね。
喪中はがきに貼る切手の種類やマナーは、どんなことに注意すればいいのでしょうか?
ということで今回は
喪中はがきの切手の種類やマナー
切手付き喪中はがきは失礼?
喪中はがきはコンビニでも買える?
など、喪中はがきに貼る切手の種類やマナーについてまとめてみました。
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目次
喪中はがきの切手の種類
切手の話しをする前に、これは意外と知られていないのですが実は喪中専用はがきというのはありません。
喪中専用ということではないのですが
このような胡蝶蘭の絵柄のものがあり、このタイプが喪中はがきとして広く一般的に使われています。
通常タイプの緑色とインクジェット対応のブルーと通常タイプの緑色の2種類があります。
喪中はがき自体は
無料テンプレートなどをダウンロードして自宅で作成して印刷する
自分で手書きをする
専門の業者にお願いして作成する
このいずれかになりますが、
パソコンで自ら印刷する場合はインクジェット対応のはがきを使うと綺麗な仕上がりにすることができます。
ちなみに文面を自分で手書きする場合は通常の黒墨ではなく薄墨を使うのが一般的なマナーですが、これは涙で墨が滲んでいることを表していて、喪に服しているという意味合いがあるんですね。
切手も喪中はがき同様に派手な物よりは弔事用の切手を使ったり、ちょっとしたマナーがありますので確認しておきましょう。
喪中はがきはあらかじめ文面が印刷された喪中専用のポストカードなどで出すこともできますが、そういったときに必要になってくるのが切手です。
喪中はがき用として郵便局は「花紋様」の切手を販売しています。
これは紫の地に白と灰色の花が散っている花文様の柄で、喪中にふさわしいシックな色合いにされています。
この花紋様が弔事用とされていますので、すぐ手配できるならこの弔事用切手を喪中はがきに貼って郵送すれば間違いありません。
最も利用者が多いのは胡蝶蘭の弔事用切手ですが
喪中はがきに使われているイラストの柄に合わせたり
季節感を感じさせるものを選んだりすれば
印象に残る喪中はがきになりますので、必ずしも「花紋様」の弔事用切手にこだわる必要はありません。
値上げ前の50円切手をお持ちの場合、2014年4月からの52円への対応用として2円切手が発行されていましたが
2017年6月1日からはがきの切手代が62円に値上げされることとなり
それに合わせて新たに弔事用も62円切手が発行されています。
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喪中はがきの切手のマナーは?
喪中はがきの切手の基本的なルール
喪中はがきの切手には貼る場所についての基本的なルールがあります。
これは、日本郵便株式会社の「内国郵便約款」という規則の中の
「第2節 料金の支払方法 / 第1款 通則(郵便切手による料金前払)」で定められています。
喪中はがきに限らずはがき全般にも言えることですが
郵便切手を貼るときは、表面の左上部、縦7.0cm×横3.5cmの範囲内に貼ることがマナーとなっています。
理由はこの枠の範囲内でないと切手に正しく消印が押されないからということです。
コンビニの切手付き喪中はがきは失礼?
最近では多くのコンビニで喪中用のはがきも切手を買うことができるようになりました。
喪中はがきの需要が増える年末が迫ってくると定型文入りの喪中はがきを陳列されることが多いので、そちらを購入・利用しても何ら失礼にはあたりません。
また、コンビニで販売される喪中はがきは年々、種類も豊富になってきていますので
定型文ではなくパソコンで作成してオリジナル性を出したり
安く仕上げたい人は胡蝶蘭切手が印刷されているはがきを使うと便利です。
残念ながら喪中に使える胡蝶蘭のはがきや弔事用の切手を置いていないコンビニもありますが、セブンイレブンやローソンなど喪中はがきの取扱をしている大手コンビニでは例年、喪中はがき印刷の受付も9月頃から始めています。
店頭受付だけでなくネット受付をしているコンビニもありますので
普段よく利用する近所のコンビニに立ち寄ったついでに取扱状況を確認しておくと急なときに慌てずにすみますよ。
喪中はがきの切手を余らせてしまったら
必要枚数ピッタリで購入できればベストですが、足りなくなるよりは…と少し多めに買っておいたために切手を余らせてしまうことも多いです。
余った切手の取り扱いも知っておくと便利です。
余った切手は郵便局で交換できます
郵便局では余った切手を他の切手や他のはがきなどに交換することができます。
ただし、交換手数料が必要になりますので注意してください。
(通常切手やはがきの交換手数料は1枚5円です。)
交換手数料を切手で支払うこともできます。
金券ショップで売る
切手は金券ショップでも買い取ってもらえます。
買い取り条件の基本はバラの切手ではなく、シート状となっています。
お店にもよりますが換金相場は額面の80%前後~92%前後が一般的です。
ほとんどのお店ではバラでも買い取ってくれますがシート状と比べると価格はグンと安くなってしまいます。
余った切手を支払いで使う
切手は郵便サービスの料金支払いに使うこともできます。
ゆうパック・ゆうメール・書留・速達・内容証明・配達時間帯指定郵便・着払・料金受取人払など、多くのケースで使用することができますのであらかじめ郵便局で確認してみるのもいいですね。
喪中ハガキは日頃お世話になっている方への感謝の気持ちや年賀欠礼をお伝えする大切なものです。
大切な想いを込めて送るためにも基本的なルールやマナーを知っておき失礼のないようにしていきたいものですね。
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