柿は美容と健康にどの程度、効果が期待できるのでしょうか?


「柿が赤くなれば、医者が青くなる」という言葉でも有名な柿ですが、
美容と健康に効果の期待できる栄養素がとてもたくさん含まれていていることは
意外と知られていなかったりします




柿に含まれている栄養とはどんなもので
どういった効能があるのでしょうか?


そこで今回は

柿の美容と健康に効果のある食べ方

柿に含まれる栄養とその効能


などについてまとめてみました


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柿の美容と健康に効果のある食べ方って?




柿の栄養で風邪予防効果




柿には、100g中にビタミンCが 70mgも含まれていてその含有量は果物の中でもトップクラスと言えます。
厚生労働省の提唱では、1日のビタミンCの1摂取量を100mgとしていますが、
柿ならば一日 1個(約200g)で必要な摂取量を満たすことができることになります。


ビタミンÇには、抗老化作用や粘膜細胞を丈夫にし抵抗力を高める作用、
コレステールの減少、高血圧や糖尿病の予防、肌のシミの改善など大変多くの効能が認められています。


ビタミンCの効果によって、免疫力を高め、風邪への抵抗力をつけてくれたり
骨や肌も強くできるといった効果があります。


ビタミンC以外に柿は、ビタミンAも含んでいて、こちらは皮膚や粘膜を強化する作用や
病気への抵抗力を高める作用が期待できます。


このため柿を習慣的に食べるだけで風邪への予防効果がグンと増すことができるようになりますよ。


風邪予防以外で期待できる柿の栄養素効果はほかにもいろいろあります。




美肌の維持とアンチエイジングに




ビタミンCにはメラニン色素沈着を抑える美白効果(シミ予防)があります。
コラーゲン合成を促進して肌の張りを強くしたりシワの予防に役立ちます。


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結果、動脈硬化の予防にも役立つと考えられているんですね。



血管の健康状態を確保できることから脳梗塞や心筋梗塞にかかるリスクの低減にも役立つと言われています。




整腸にも有効




柿の豊富な食物繊維とビタミンCが
便を柔らかくしたり腸内のバランスを整える役割を果たしてくれます。


栄養成分のひとつであるタンニンが
腸を引き締めてくれるので下痢の緩和にも有効です。


また、カリウムは味の濃い食事をしたときの
ナトリウムの摂りすぎからくるむくみの軽減にも効果が期待できます。


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柿に含まれる栄養とその効能は?




柿に含まれているビタミンCやビタミンAはみかんの2倍の量と大変豊富です。



さらには、βークリプトキサチンと呼ばれる栄養素や
タンニン・カリウム・食物繊維なども豊富です。


これらの栄養は、私たちが日々健康に過ごしていくうえで、欠かすことができない栄養ばかりです。


ビタミンC


体の免疫力を高めて風邪などウイルスへの抵抗力をつけてくれます。


さらには、骨や皮膚を強くしてくれるのでアンチエイジングやガンの予防にも効果的。


コラーゲンを作るのを促進したり肌のシミを改善したりといった美容面や美肌の効果もあります。




ビタミンA


ビタミンCと同様に粘膜を強くする機能がありますので
免疫機能を高めて風邪などのウイルスから体を守ってくれます。




β―クリプトキサチン


強力なガン抑制作用があると言われています。


ビタミンCとの相乗効果が大きいとされています。


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柿の栄養素は二日酔いに効果も




柿に含まれているアルコールデヒドロゲナーゼと呼ばれる酵素は
アルコールを分解する機能を持っています。


アルコールデヒドロゲナーゼ以外にも、
柿に豊富に含まれるビタミンCやカリウム・タンニンも二日酔い解消に効果があると言われています。


アルコールの解毒作用は肝臓の役割ですが、ビタミンCにはこの肝臓の解毒作用を助ける働きてがあるのです。


タンニンには、アルコール成分を分解する力がありますし
カリウムには強い利尿作用があり体に不要なものを尿として体外に出してくれる効果があります。


つまり、タンニンが分解したアルコール成分をカリウムの機能で体外に出すことで、
二日酔いの回復を早めてくれる効果が得られます。




仕事上でお酒を飲む機会や忘年会・新年会など飲み会が続くシーズンなど
二日酔い防止のためには、お酒を飲む前に生の柿を1~2個食べておくと、二日酔いや悪酔いを防止する効果が期待できます。


残念ながら二日酔いになってしまい気分が悪いときには
熟した甘柿を1個食べるとアルコールが抜けて体調や気分を回復させるスピードを早めてくれます。




柿の葉にも豊富なビタミンC




実だけでなく柿の葉にも、ビタミンCがみかんの30倍ともいわれる量が含まれており、
免疫力の向上や動脈硬化防止に効果があります。


ほかにも貧血や高血圧・糖尿病対策にも有効です


食べ方としては
保存食として重宝されている関西の柿の葉寿司などが有名です。
殺菌力のある保存食で柿の葉の香りを楽しめることが人気の理由のようですね。


効果を簡単に活用する方法としては柿の葉茶もおすすめです。


生葉の煎じ汁なども胃潰瘍の出血や鼻血、月経過多に効果が期待できるそうです。



若葉なら、サラダや和え物・天婦羅などにするとおいしくいただけます。




このように柿には、豊富な栄養成分が含まれています。


風邪予防をはじめ様々な効果が期待できますので、
1日 1個、柿を習慣的に食べてみられることをおすすめします。


入手も簡単で気軽に食べることができる柿。
体調が気になる方はぜひ一度、試してみてくださいね。


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