梅雨の季節がやってくると湿気との戦いが始まります。
湿気との戦いはカビや臭いとの戦いともいえますよね。
この季節、家の中の湿度はどうしても高くなりやすく、あらゆる場所でカビが発生しやすくなってしまいますよね。
特に押入れは密閉されている時間も長く、湿気を取り込みやすい場所。
気づいた時には時すでに遅し。(*´Д`*)
「カビてるー!」なんて経験をしたことのある方も多いことでしょう。
我が家なんか、カビだけじゃなく嫌な臭いまで併発して大変だった年もありましたからね。(><)
痛い目に会う前に 湿気対策は早めに始めておきたいものですね!
ということでここでは
実際に我が家で試してみて良かった押入れのカビや臭いの対策や除湿の方法をご紹介していきます!
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押入れの湿気からくるカビへの対策
押入れの湿気って放置しておくとカビになってしまいます。
カビを発生させないためにも湿気の段階から対策を考えていかないといけないんですね。
カビが出やすい条件って
湿気が多いこと
風が当たらないこと
この環境に当てはまりやすいのが押入れなんですね。
押入れに湿気の気配を感じるようなら、カビ発生のカウントダウンがもう始まっているかも知れません。
試しに市販の除湿剤を押入れの中に置いてみてください。
結構な勢いで水が溜まるようならあなたのお宅の押入れは湿気が溜まりやすい環境だと言えるでしょう。
そんなときは、
一度押入れの中の物をすべて出す
押入れ内で乾燥機をかけて乾燥させる
しばらく様子を見て、変わらず湿気があるようなら壁の内部に湿気が入ってきている可能性も考えられますね。
また、押入れの場所が外壁に面している場合、外気温と室温との温度差で発生する結露が原因になっていることも考えられます。
壁内部の断熱材の効果が薄れているのかも知れません。
すぐできる対策としては
押入れに布団を入れず室内用の布団干しに掛けるようにする
押入れは極力開けっ放しにしておく
押入れに物を詰め込みすぎない
一度、カビが発生してしまったら根こそぎやっつける必要が出てきます。
そんなとき、我が家ではエタノールを使ったりしました。
その後、防カビ剤入りのペンキを買ってきて自分で塗ったりもしましたが、我が家ではこれで解決できましたよ。
万が一、家の構造上の問題かも知れない場合は一度、専門の業者さんに見てもらって根本的な対策を考えるのがいいですね。
押入れの湿気からくる臭いへの対策
押入れの嫌な臭いの主な原因は
汗や湿気を吸ったままの布団
湿気を取り込んだ古本
カビそのもの(カビ臭)
などが考えられます。
まずは臭いの元と考えられる物の手入れをしていきましょう。
古本などはせめて年に一回くらいは押入れから出して陰干しをして風に当てましょう。
布団は天気の良い日には定期的に干して、湿ったままの状態にならないように。
その上で、新聞紙とすのこを活用!
押入れに新聞紙を敷く
その上にすのこを置く
新聞紙とすのこを使うことで、押入れの底面に隙間ができますよね。
この隙間が押入れの中の空気の循環を促して、押入れの中を湿気が溜まりにくい環境に変えてくれるんです。
さらに新聞紙に印刷されている文字のインクには、虫が嫌う臭い成分があるので、防虫効果まで期待できます。
ただ、押入れへの収納物にインクがうつってしまわないように衣類や布団の取り扱いには注意するようにしてくださいね。
新聞紙は水分も吸収してくれるので一石二鳥!
衣替えのタイミングで毎シーズン新聞紙を取り換える習慣にしておくと清潔も保てますよ。
また、臭いの解決に消臭剤や脱臭剤や置くのもいいですが、我が家では木炭を置きました。
木炭って湿気の吸収だけでなく脱臭効果もあるんですね。
そのまま置くと、収納物が炭で汚れる心配があるので、新聞紙を敷いた竹かごに入れて設置したりしてます。
定期的に手入れさえすれば、半永久的に使えるタイプの木炭もあるので買い替えが必要な市販の脱臭剤よりかえって安くつきますよ。
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押入れの湿気がひどいのはなぜ?
ところで押入れの湿気って、いったいどこからやってくるのでしょう?
最近の住宅って断熱性や機密性がとても高いです。
反面、湿度が高くなる時期は湿気が屋外に逃げにくくなってるんですよね。
そもそも屋内の空気って想像以上に循環してるものです。
押入れの近くに浴室やキッチンがある場合、浴室からの湯気や炊飯器などからの水蒸気が押入れまでやって来ることが十分にあり得ます。
押入れに入っている物の中でも革や布、紙類は特に湿気を溜め込みやすい性質を持っています。
バック・洋服・布団・本…きっとあなたのお宅の押入れに思い当たるもの入ってますよね!?
屋内に循環している空気が湿気を連れてくる
湿気を吸収しやすい物が押入れの中にたくさんある
押入れは密閉された空間だから湿気が抜けにくい
これらが押入れの湿気の原因になるんですね。
押入れの湿気とカビや臭いの対策まとめ
押入れに物を詰め込みすぎない
押入れを極力開けっ放しにする
新聞紙とすのこを活用
押入れに木炭を設置する
湿気がある状態のまま押入れに物を入れない
ただ、中には常時除湿器を使わないといけないほど湿気が溜まることもあります。
こういった場合は、
どこかが破損している可能性や建物の構造上の問題も考えられます。
気になる場合は以下の項目もチェックしてみてください。
雨漏りしている?
水道管から水漏れしてない?
外壁と面している(断熱材の問題?)
万が一雨漏りや水道管からの水漏れなどは、リフォーム会社などで修理してもらいましょう。
問題の根本からの解決が必要ですからね。
湿気やカビの問題とオサラバして、快適な梅雨の季節を過ごしていきたいですね!
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