梅酒と言えば美容効果もたくさんあるということで女性からも大人気ですよね。


今でこそ、スーパーやコンビニ・リカーショップで様々な梅酒が販売されていますが、昔は各家庭で自家製で梅酒を作るのがごく当たり前だったんですってね。


意外と知らない方が多いですが、梅酒作りって実はすごく簡単なんです!


リラックス効果や体を温める効果、そしてダイエット効果など様々な効能を期待できる梅酒!

梅酒作りが初めてのあなたも、これを機会に一度ご自身で梅酒の作り方をマスターしてみませんか?




ということで今回は

初めてでも簡単に作れる梅酒の漬け方


自家製梅酒の飲み頃や保存の注意点


についてまとめてみました。


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初めてでも簡単に作れる梅酒の作り方



梅酒作りは意外と簡単!




梅酒の作り方ってホント簡単なんです!


手作りの魅力は、自分の好みの梅酒が作れること。


まずは、オーソドックスな梅酒の作り方を知って、あなた独自のオリジナル梅酒にバージョンアップさせていきましょう。


梅酒作りに必要なもの




梅酒作りに必要なものは、
1. 梅の実
2. 砂糖
3. お酒
4. 保存瓶

たったのこれだけです!笑




お酒は果実酒用のホワイトリカーがおすすめです。

無味無臭で梅そのものの味と香りを楽しめるので始めて梅酒作りをする方には最適。





梅がカビたりする心配がほとんどないのはアルコール度数が35°以上のお酒ということは覚えておいてくださいね。


砂糖は溶けだしにくい氷砂糖がおすすめです。


ゆっくり溶け出す氷砂糖は梅とお酒をほどよく調和していくので、あっさりした甘みの効いた梅酒が作れます。


1kgの梅を使う場合には、保存瓶1kg程度の梅を使って梅酒を作る場合で4~5リットルくらいの大きさが適当です。




ご家庭で1度に作る量の目安(一例)は、このような感じです。

青梅   : 1~1.2kg
氷砂糖 : 500~800g
ホワイトリカー:1.8~2リットル

瓶は中身が見えて口の部分が広い、果実酒用や密封瓶が便利です。


お近くのショッピングモールやスーパーだけでなく、ネットでもすぐ手に入れられますので、探してみてください。




梅酒の作り方




それでは早速、簡単な梅酒の作り方を紹介します。


まず瓶を消毒!


瓶に熱湯を注いで全体に行き渡るようにまんべんなく回します。


清潔なふきんで水気を拭き取った後、放置して自然乾燥させます。


時間短縮をしたい方は水気を拭き取った後すぐ、アルコールで拭いても大丈夫です。


水気を残したまま梅酒作りを始めるカビの原因になるので、ここはクリアしておきましょう。




青梅は丁寧に水洗い


まず最初に流水で青梅を丁寧に洗います。


たっぷりの水に梅を3~4時間つけてアク抜きをします。


完熟梅ならエグ味もないのでアク抜き不要ですが、未完熟の青梅はアク抜きの時間が短いと渋みが梅酒に出てしまうので要注意です。




梅のヘタを取り除く


ふきんやキッチンペーパーに青梅をのせ、きれいな乾いたタオルで1個ずつ丁寧に拭いて水気を取りましょう。


小さな容器にホワイトリカーを少量取り出し、きれいなタオルで青梅を持ち、竹串の先をホワイトリカーに浸けながら、1個ずつ青梅のヘタを取り除いていきます。

梅酒の漬け方は初めてでも簡単!飲み頃や保存の注意点は?


梅酒作りは簡単ですが、唯一この作業だけは少し根気がいります。笑


小さなお子さんがいる家庭では母子で一緒にすると作業も楽しくはかどりますよ!(*^^*)




ヘタをきれいに取れば取るほどエグ味がなく爽やかな味わいの梅酒に!


ここががんばりどころです!(#^.^#)




保存瓶に青梅と氷砂糖を!


先に準備した保存瓶に青梅と氷砂糖を交互に、2~3段に入れ込んでいきます。


青梅と氷砂糖を入れ終わったら最後にホワイトリカーを静かに注ぎます。


これで完了です!\(^o^)/


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自家製梅酒の飲み頃や保存の注意点



梅酒の飲み頃っていつごろ?




漬けてから3ヶ月でスッキリとしたフレッシュな味わい。1年でコクが出てきます。


漬けてから2~3ヶ月で飲めますが、1年以上置いた方がコクが出ておいしく梅酒を味わえます。


2~3年ものともなるとさらに熟成されて深い味わいの梅酒になります。


そのまま何年おいても大丈夫ですが、味については好みに個人差がありますので、いろいろ試してみられるのが一番ですね!




年月を経て円熟味を増す梅酒の深みを楽しみながら、自分好みの味わいを探し続けるのが梅酒の醍醐味ですね!




自家製梅酒は漬け方や選ぶ梅によって様々な味を楽しめます。


梅酒作りの初心者さんで、梅選びに悩みそうな方は


手始めに梅酒作りセットから試してみるのもひとつの方法ですね。


梅酒の保存の注意点




氷砂糖が完全に溶けるまでは、中身が混ざるように2~3日に一度くらいのペースでビンを優しく揺らしましょう。


梅酒作りが完了したら冷暗所で保存します。


梅酒はその名の通りお酒=アルコールを使っています。


アルコールには殺菌効果があるので梅酒に明確な賞味期限は存在しませんし滅多なことがないかぎり腐るということもありません。


ただし、水気やカビには要注意です!


保存状態が悪いと万が一のことも可能性ゼロではないことを覚えておきましょう。


味見で舌に刺激を感じるなんてことも実際にはあります。


ときは迷わず飲むのを止めて、念のため処分してしまうなどといった判断も必要です。


腐らないまでも、きちんと保存していないと梅酒の味は確実に落ちてしまいます。




直射日光は最大の敵!


梅酒を作るときの透明の保存瓶が直射日光を浴びると中に気温以上の熱が加えられてしまいます。


熱が加わることで梅酒の品質は大幅に劣化しますので絶対的な注意が必要です。




梅酒の長期保存はガラス製の瓶で密封を!

梅酒は水気と同様、空気とも相性が悪いです。


プラスチック製の保存容器は軽くて扱いやすいですが、ガラス製より空気を通しやすい性質があります。


毎年、梅酒を飲みきる場合は構いませんが、2年、3年、4年…と長期間熟成させたい場合はプラスチック製は控えましょう。



梅酒の漬け方は初めてでも簡単!飲み頃や保存の注意点は?

梅酒の保存は冷暗所!って言うけれど…




梅酒に限らず、保存時によく言われる冷暗所ですが、


ベストは流しやガスコンロの下の場所などです。


ただ、家の作りや収納品の都合でキッチンのスペースに余裕がない場合もありますよね。


そんなときにおすすめなのが押入れです。


押入れならある程度の広さがあって梅酒の瓶を置くスペースの確保もしやすいんじゃないでしょうか?




ちなみに冷暗所がいいのなら、冷蔵庫でもいいんじゃないか?


とも考えがちですが、冷蔵庫まで行くと温度が低すぎて熟成が進まない心配が出てきます。


低温すぎると梅の風味が完全に引き出されず風味や旨味の低い梅酒になる危険があります。


冷暗所で常温で梅酒を保存して熟成させていくようにしましょうね。




梅酒の梅を取り出す時期は?




梅のエキスは約1年でお酒に浸透します。


一般的には1年で取り出すのが良いと言われていますが、ずっと入れておいても問題ありません。


むしろ取り出さない方がコクが増すということにもなりますので、このあたりはお好みですね。




梅酒作りのアルコール度数に要注意!




先ほども話しましたが、梅酒にはアルコール度数の高いホワイトリカーがおすすめです。


ホワイトリカー以外を使う場合も、アルコール度数の高いお酒で作りましょう。


アルコール度数の低いお酒は殺菌効果が弱く、梅酒が雑菌が繁殖したりカビが生えたりする危険があります。


さらには、最も注意しなければいけないのは


アルコール度数の低いお酒は発酵してしまうことがある点です。




万が一、発酵してしまうと、故意でなかったとしても国の酒税法で禁止されている「自家醸造」に該当してしまいます!


梅酒などの果実酒作りに使えるお酒の度数は20°以上と酒税法で決められています。


これは法律ですから、知っておくとともに厳守しなければいけませんね!




いつでも我が家に帰れば自家製オリジナルの梅酒がある生活!




なんだか心豊かになれそうだし、癒やされませんか?




梅酒ってホントに簡単に作れます。


あなたがまだ自家製梅酒を作った経験をお持ちでなければ、これを機会にぜひ一度、試してみられてはいかがでしょうか?


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