梅干しって自宅でも簡単に作れるってご存知ですか?
梅干しの漬け方の手順さえ覚えてしまえば、美味しい自家製梅干し作りって意外と簡単なんです。
スーパーなどで買ってきた梅干しもいいですけど、ご家庭で漬けたオリジナル梅干しってちょっとおしゃれじゃありません?(*´∀`)
あなたも梅干しの漬け方を知って、梅干し作りを試してみられませんか?
ということで今回は
自宅でも簡単にできる梅干しの漬け方
美味しい梅干しの食べ頃や賞味期限は?
などについてまとめてみました。
ちなみに、梅酒作りも簡単にできますので、お酒が好きな方はこちらもぜひ試してみてくださいね。
↓ ↓
梅酒の作り方
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目次
梅干しの自宅で簡単にできる漬け方
梅干し作りに準備するもの
必要な材料・備品
梅 :2kg程度
粗塩 : 400g
しそ : お好みで適量
容器 : 一般に売られている蓋付きのもの
梅干し作りに準備するのは、これだけです。笑
この材料を漬け方の手順に沿って進めていくだけで完成です。
梅干しの漬け方の手順1.下準備
まず最初に梅をキレイに水洗いして水分をしっかり拭き取ります。
水分が残ったままだとカビが生える原因になりますので、しっかり拭き取っておくがポイントです。
時間に余裕のある方は洗った梅をザルに上げて、そのまま1日置いて自然乾燥させるとベストです。
梅干し作りに使う梅は買う時期によって、まだ青い梅と黄色くなった梅がありますが、梅干し用に使う梅は黄色味を帯びた完熟梅がおすすめです。
梅は買う時期によって、まだ青い梅と黄色くなった梅がありますので青っぽい梅を使う場合は、梅が重ならないよう皿などに並べて黄色くなるまで常温に置いて待ちます。
青梅でも梅干しは作れますが、黄色い完熟梅の方が皮が薄く、果肉も柔らかいので美味しい梅干しを作りやすいです。
あと、梅のヘタが気になる方は、梅酒作りのときと同じように竹串やつまようじなどで取り除いておくと良いですね。
参考記事⇒梅酒の作り方は初めてでも簡単!
梅干しの漬け方の手順2.塩漬け
梅干しを漬ける容器は水洗いの後、ホワイトリカーや焼酎で軽く拭きあげていて殺菌消毒します。
容器は蓋付きのものを用意しましょう。
梅干しと言えば、このあたりのタイプが定番ですね。笑
お近くのスーパーやホームセンターでも手軽に購入できるのではないでしょうか?
↓ ↓
漬物容器 丸かめ 1号 1.8L 蓋付き陶器(漬物樽 つけもの容器 漬け物容器 ぬか漬け 壺 保存容器 )
容器の中に、洗った梅と粗塩をたっぷり入れます。
塩も特に指定はなく一般的な塩で問題ありませんが、粗塩の方が風味が増して圧倒的に美味しい梅干しに仕上がりますよ!
漬ける塩の量の目安は 全体に対して20%前後といったところが一般的です。
使う塩が少なすぎると梅酢の出が悪くなってしまい、カビも生えやすくなる可能性が高いです。
塩加減が梅干しの出来具合に大きく関わりますので、ここは大胆に!梅の実が隠れるくらいまでしっかり入れましょう。
今でこそ「減塩」が叫ばれる時代になっていますが、昔は 30%や40%もの塩を普通に入れていたそうです。
さすが、梅干し=保存食といった感じですね(・∀・)
梅干しの漬け方の手順3.漬け込み
梅と塩を詰め終わったら、梅から出てくる水分で梅が浮き上がってしまわないように容器の蓋の上に重しを乗せて梅干しが漬かるのを待ちます。
梅干しを漬けるときは漬物石のような重い「重し」は要りません。
重すぎると梅の身を潰してしまうので要注意!
蓋を抑える役割をすればどんな重しでも大丈夫ですが、手頃なものがなければ水を入れたビニール袋で充分です。
梅干しの漬け方の手順4.2~3日待つ
塩漬けしてから2~3日で、梅の実から水気が出て梅酢が容器内で上がってきます。
この梅酢に浸かった状態で一ヶ月ほど冷蔵庫などで保存します。
紫蘇をお好みで入れたい方は、このタイミングで入れておきましょう。
これもお好みですが、入れる紫蘇の量は梅の10%くらいが一般的です。
梅干しの漬け方の手順4.1ヶ月後に天日干し
冷蔵庫で保存して1ヶ月経過したら、梅を干す行程に移ります。
梅は梅酢で1ヶ月前とは比べものにならないほど柔らかくなっているので、実を潰さないように丁寧に取り出してザルに並べていきます。
この状態で4~6日間くらい風通しの良い場所で天日干しします。
1日ごとに実を上下ひっくり返して、全体をムラなく乾燥させていきます。
この作業を繰り返すことで水分が抜け、塩分濃度が高まって旨味も風味も増していきます。
天日干しが完了したら保存用の容器に移してあなたオリジナル!自家製梅干しの完成です!\(^o^)/
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梅干しの美味しい食べ頃や賞味期限は?
梅干しの美味しい食べ頃っていつ?
梅が漬けあがって間もない時期は、鮮やかな色合いで酸味もやや強めです。
時間が経つにつれ、色合いも落ち着いてきてまろやかな味わいになっていきます。
梅干しは空気と触れれば触れた分だけ酸化が進んでいきます。
酸化が進むと風味は落ちていきますし、空気に触れすぎて乾燥してくると味も落ちてしまいますので早めに食べる方が、より風味や味を楽しめると言えます。
極力空気に触れさせないように保存は蓋付きの密閉容器を使うことをおすすめします。
酸化を防ぎやすいのは密閉されたガラス容器などです。
極力酸化を防ぎ、時間の経過とともに変化していく風味を食べ比べて自分流の食べごろのタイミングを探すのも梅干しの醍醐味です。
漬けてから半年ほど経てば、梅から出たエキスで味に落ち着きが出てきます。
この時期も食べ頃のひとつです。
さらに2~3年経てば、また味わいが変わってきます。
個人差や好みの問題もありますが、2~3年経過した梅干しが最も美味しい食べ頃だ!といった声も非常に多いですね。
梅干しの賞味期限は?
梅干しは保存食として各家庭で重宝されてきた歴史を持っています。
特に自家製の梅干しの場合は、漬けてから何年も後に食べるという話もよく聞きますよね。
梅干しを作るときにしっかり塩分を効かせておけば、相当な長期間の保存も可能なんです。
一方、お店で販売されている梅干しのほとんどは、美味しく食べられて安全性も保証できる期間として賞味期限を設定しています。
販売されている梅干しの一般的な賞味期限は常温保存で180日間といった設定が大半です。
消費期限ではなく賞味期限なので、期限が数日過ぎたからといってまったく食べられなくなるわけではありません。
ですが、低塩タイプの梅干しは塩分が強いタイプに比べると傷みやすい傾向にあることは覚えておきたいですね。
いかがでしょうか?
梅干しは梅と塩さえあれば自宅でも簡単に作れる便利な保存食です。
きちんと殺菌消毒して塩を充分に入れて漬ければ、カビが生える心配もなく、美味しい梅干しをご自宅で楽しめます。
梅干しは夏バテ対策をはじめ様々な効果が期待できる優れた食材です。
あなたもぜひ、梅干し作りを試してみられてはいかがでしょうか?
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