積もった雪や凍結が原因で雪道で滑りやすくなってしまうのは全国共通の悩みです。
特に普段雪がほとんど降らない地域では、雪や凍結に慣れていないため歩き方に苦労する方が少なくないです。
雪道で転倒して怪我をしないためにも滑らない歩き方を知っておくことがとても大切です。
備えあれば憂いなし!
ということで今回は
雪道の滑らない歩き方
凍結路でも転倒しないコツは?
雪道で滑りにくい靴とは?
など、雪道で転ばずに歩くコツについてわかりやすくご紹介します。
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目次
雪道や凍結路で滑らない歩き方は?
私は生まれも育ちも関西。
しかも結構、南部なので思いっきり雪慣れしていない派なんですね。笑
ただ、私の祖父の故郷が滋賀県の米原で、
冬に東海道新幹線をご利用の方にはイメージしてもらえると思うんですが、
米原って関西でも有数の積雪地帯。
そんな米原出身の祖父から子供の頃に教えてもらった
子供にでもできる安全で滑らない歩き方の秘訣をご披露しますね!
歩くときの姿勢
雪道で滑らないためにまず大切なのが安定した姿勢。
基本は「少し前かがみ」な感じの姿勢なんですね。
後ろにのけぞり気味だと、滑って転倒したときに高い確率で後頭部を路面にぶつけてしまいます。
前かがみの姿勢だとこういった最悪の事態を回避しやすいし、歩くときに足元もよく見ることができます。
「足元をよく見る事」というのはとても重要で
歩きながら次はどこに足を下ろすのか?が転ばないために実はとても大切なポイントと言えるんですね。
滑って転ぶ原因のほとんどが足を地面に着ける瞬間です。
足元を水に無意識で歩いていると凍った路面や雪の塊に足を着けてしまい転ぶ可能性が高くなるので
踏んでも滑りにくそうな安全なところを選びながら歩いていくことが大切です。
安全な歩き方
滑らない歩き方のポイントは足の使い方です。
転びやすい歩き方は「かかと」を先に地面に着ける歩き方です。
普段、かかとから地面に足を着けて歩く癖がある方は注意が必要です。
体重が足の部分、どこか一点に集中すると滑りやすくなるので、足の裏全体をしっかり地面に着けるイメージで歩くように心掛けてみてください。
地面から足を上げるときも、地面に足を踏み下ろすときも常に地面に対して足の裏が水平になる様に意識しましょう。
慣れない歩き方なので常に「水平」というのは、ちょっと難しいかも!?
…という方は
足の指の付け根の部分で地表をつかむ感じで
足を踏み出す下すイメージで歩いてみると感覚がつかめると思いますよ!
足の裏全体を地面に着けて歩くことで、歩行中の重心を低く保てます。
重心を低くして歩くことで体のバランスが安定します。
体のバランスが安定するので滑りにくくなるというわけです。
バランスを保ちながら歩く、もうひとつのコツは
膝を少し曲げながら、膝のクッションを柔らかく使うことです。
また、アイスバーンはとても滑りやすいです。
少しでも新しく雪が積もっているところを探して歩くようにするのもコツですね。
雪道用の安全な歩幅
雪道を普段通りの歩幅で歩くのは危険です。
雪道や凍結路では安全のためと割り切って大胆に歩幅を小さくして歩きましょう。
いわゆる「ペンギン歩き」です。
安全のためには見た目を気にしている場合ではありません。笑
慣れるまでは、普段の半分以下の歩幅をイメージしても良いくらいです。
歩幅が小さければ小さいほど足の裏全体で歩きやすくなりますからね。
歩くスピード
雪道を歩いていて周りの人にどんどん追い抜かれていくと恥ずかしい気がするという方が多いですが
安全のためには恥ずかしがっている場合ではありません。
あくまでも安全最優先でいきましょう!
それに実際のところ、少し暗い早く歩けても無理して滑って転んでしまっては元も子もないですからね。(p_-)
その方が、よっぽど恥ずかしいです!笑
安全のために雪道を歩くときはスピードダウン!
一歩一歩を慎重に丁寧に!
ゆっくり確実な足運びを意識しましょう!
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凍結路でも転ばない靴とコツ!
凍結路でも転倒しないコツ!
ここで、転倒防止のコツを抑えておきましょう。
せっかく滑りにくい歩き方を身につけても、雪に不慣れな人は転んでしまいがちです。
でも、不思議なくらい雪国の人は滑らないですよね!?
一体、何が違うんでしょうか?
雪に慣れた人は滑らない歩き方だけでなく、滑らない秘訣まで身につけているからなんですね。
子供の頃から実際の経験の積み重ねで転倒防止のコツや秘訣を、もう体で覚えておられるんですね。
滋賀県の祖父からも教わった秘訣は以下のようなポイントです。
歩いて滑りやすい時間帯
言うまでもなく夜明けから朝方にかけてが一番危険です。
気温は夜中に最も下がり道路も凍結してしまいます。
車や人の行き来が少ない夜に降った雪もそのまま積もっていく一方ですからね。
日が昇るとは言え、朝すぐに気温は簡単には高くなりません。
この夜明けから朝にかけてが最も危険とも言えるんですね。
さらに、雪が降り積もって以降、暖かくなった日の翌日も危険!
暖かい日にいったん溶けた雪や氷が、寒い夜中に再度凍ってしまうため、至る所でアイスバーンが量産されてしまいます。
アイスバーンが要注意なのは言うまでもありませんよね。(^_^;)
橋の上
橋の上は放射冷却で路面が凍りやすくなります。
さらには橋の上は普通の道路より雪や氷も溶けにくいですし、
傾斜があることも多くバランスも取りにくいため二重三重に注意が必要です。
日陰
当然ながら日陰は路面の雪も溶けにくく、何日も凍った状態の場所が多いので滑りやすいです。
日陰で日が差さないので、暗くて路面が凍っていても気づかないこともあるため注意が必要ですね。
横断歩道や交差点
横断歩道の白線は濡れた状態では、驚くほど滑りやすいです。
雨ですらかなり滑りやすいのですが、雪のときは一層、要注意です。
横断歩道と言えば、交差点は行き交う車や人で踏み固められた「雪」や「アイスバーン」の宝庫です。(^_^;)
デコボコたったりツルツルだったり路面環境が悪いので細心の注意が必要なポイントのひとつですね。
全般的にアスファルト以外のところは要注意!
お店の入り口や階段付近
地下鉄の出入り口
タイルの路面や石畳
などなど、歩いていて路面の素材や環境が変わるごとに踏み出す一歩に注意していきましょう!
言い出したらキリがないですね!(^_^;)
雪が積もってきたら、基本どこにでも転倒の危険が潜んでいることを覚えておきたいものです。
雪道でも凍結路でも滑りにくい!転ばない靴って?
滑りにくい歩き方のマスターも大事ですが、より安全を求めるなら
雪道で滑りにくい靴を使うことをおすすめします。
車のタイヤチェーンやスタッドレスタイヤと同じで
靴底の溝が雪道仕様で滑りにくいように細かく複雑な靴底の構造をしているのが特徴です。
さすがに100%絶対に滑らない靴はありません。
ですが、最近の商品は体重がよくかかる場所数ヶ所に滑り止めが施されているなど
一層の研究も進み、安全対策がより強化されたものが増えてきています。
雪道に慣れていない方、自身のない方は滑り止め効果のある靴の使用はぜひおすすめですね。
最近では機能性だけでなくファッション性にも跳んだカッコいい・かわいい雪道用の靴も増えています。
雪道に合わない靴をはいて滑って怪我したりしないように準備しておきたいですね!
また、せっかくの雪道用の靴も
靴底についた雪は放置しておくと雪のない地面で滑ったりする原因ともなりかねません。
雪道から建物内や駅中に入るときは靴の裏の雪落としも忘れずに要チェックです!!
最近では雪専用靴をイメージさせないかわいいレディースシューズも多いですね。
↓
防寒対策に!雪の日も安心!!スノーブーツレディース 雪用 雪靴 【smtb-KD】
あと、いくら性能のいい靴を履いてるからと言って、靴底・足の裏に雪が詰まっていたら滑り止め効果も激減してしまいます。
油断大敵!雑に歩くのは滑るもと!
大変危険なので気をつけましょうね。
雪道専用の靴を買うのはちょっと…って、躊躇しそうな方には、靴に取り付けるだけのグッズなんかも人気です。
これ、かなり便利ですよ。
夕方から雪が降るという天気予報のときなんかは、これをカバンに入れて出掛ければ安心!
カバンの中に持っているのと持っていないのでは、安心感がかなり違うと思いますよ。
雪道に慣れていない方は油断すると大変危険だ!ってことを忘れないようにしましょう。
「すべての道は滑るもの」と覚悟を決めて、
ゆっくり丁寧・確実に歩くようにしてみてくださいね。
一番大事なのは
焦らず落ち着いて歩くこと
万が一のときに備えて両手を空けておくこと
それと、
雪道の危険を常に意識して歩くこと
中には、人が踏みしめた跡を歩くのがいいと言う人もいますが
踏み固められた雪道は固く凍っていて逆に危険です!
足跡のついていない新雪のところを選んで歩きましょう。
ということで、
新雪の深さでも濡れないような靴選びもポイントのひとつと言えますね。
油断せず慎重に丁寧な歩き方を心掛けて、あなたが安全で快適な雪道歩きをできますように!
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