インフルエンザと言えば冬の脅威!

寒くなってくるとインフルエンザは毎年のように全国的に流行して、人から人へ感染するので多くの人に恐れられています。



いったんインフルエンザにうつってしまったら、自宅にポツンと一人隔離されて孤独に療養するしかなく
高熱や咳に苦しみ、布団から身動きも取れず、家族にうつさないようにひたすら気を使うばかり。

寝汗をかいて気持ち悪くても「お風呂に入ると家族にうつしてしまうかも!?」と心配で、あなたも我慢の毎日を送る経験をしたことがあるのではないでしょうか?




でも、インフルエンザって本当にお風呂でもうつってしまうのでしょうか?




ということで今回は、


インフルエンザはお風呂でうつるの?


インフルエンザの解熱後、お風呂はいつから入っていいか?


についてまとめてみました。


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インフルエンザはお風呂でうつる?




インフルエンザはお風呂で感染するのか?


結論から先に言うと、インフルエンザはお風呂でうつる可能性があります。




インフルエンザってお風呂でもうつるというよりも、同じ屋根の下で一緒に住んでいればお風呂以外でも感染する可能性は充分にあるのです。


そもそもどんな場所であれ患者の菌が人に接触すれば、それが原因で人から人へインフルエンザが感染していく可能性があると言えます。


つまりお風呂だけではなく、トイレ・洗面所・キッチン・ドアノブ…ありとあらゆるところに危険性が潜んでいるわけです。


いろいろ調べていると「お風呂ではインフルエンザは感染しない」という説も見受けられますが、感染しないと100%安心してしまうのは危険です。


確かに40℃以上の高温の湯船で湿度も高いお風呂の中だとインフルエンザの菌は死滅しやすい環境であるため、お風呂で感染する可能性は他に比べて低いということは言えなくもありません。


ただ、安心してはいけません!
注意しなければならないのは、お風呂場内での接触感染なんです!





つまり、患者がインフルエンザウィルスの付着した手で触った風呂場内のものを、その後入浴した家族が触れることでうつってしまうパターンです。


お風呂場内に限って言えば、


風呂桶


インフルエンザはお風呂でうつる?解熱後いつから入っていいか?


シャンプーやリンスのボトル


インフルエンザはお風呂でうつる?解熱後いつから入っていいか?


浴槽の蓋


インフルエンザはお風呂でうつる?解熱後いつから入っていいか?


ドアノブ


インフルエンザはお風呂でうつる?解熱後いつから入っていいか?


シャワーや蛇口


インフルエンザはお風呂でうつる?解熱後いつから入っていいか?


タオル


インフルエンザはお風呂でうつる?解熱後いつから入っていいか?




などなど。


入浴中に手に触れるあらゆるものから接触感染したり、患者の体を洗ってあげたりしたときにうつってしまうことが多分にあるのです。


インフルエンザにうつるかどうか?つい、湯船に意識がいきがちですが、湯船よりも圧倒的に危険なのが、これらの家族で共有して使うことの多い、各種アイテムなんです。


これはお風呂に限った話じゃないわけですけどね。


とにかく、お風呂場での感染を防ぐためには患者は家族の一番最後に入浴、もしくはシャワーを浴びるのが家族にうつさないための最善策と言えるでしょう。




で、ここまではインフルエンザに感染したときに患者自身がお風呂に入る前提で話を進めてきましたが、そもそも感染中はお風呂に入っても問題ないのでしょうか?


それともやっぱり、入らないほうが良いのでしょうか?


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インフルエンザでもお風呂に入っていい?ダメ?




経験者なら痛いほどわかってもらえるはずですが、インフルエンザに感染すると高熱が出てたくさんの汗をかきますよね。


とにかく気持ち悪いし、お風呂に入らないと不衛生だし体はかゆいし、何より臭くて嫌になってしまいます。


お風呂に入っていいのか?入らない方がいいのか?…迷うところですが、結論から言うと
入りかたさえ間違わなければお風呂に入った方が良いのです。


なぜならばお風呂に入って汗を流したほうが、体に付着しているウィルスを綺麗さっぱり洗い流すことができ衛生的だからです。


せっかくですからインフルエンザ感染中のお風呂の正しく安心・安全な入り方を知っておきましょう!




インフルエンザにうつったときの賢いお風呂の入り方




インフルエンザ感染中の入浴にはちょっとしたポイントがありますので、抑えておきましょう!




家族への感染を防ぐため、お風呂は一番最後に入りましょう。


感染リスクを下げるため、ボディタオルの共有は避けましょう。


入浴後は風呂桶やドアノブなど、触ったものは熱湯で洗い流しておきましょう。


高熱時は入浴は禁物!
体温が37℃程度まで下がっているときに入りましょう。



体を冷やすのは厳禁!入浴前は暖房でお風呂場を温めておきましょう。



高温湯船で長時間の入浴は体力消耗!お湯はぬるめで短時間!
シャワーで体の汚れを洗い流す程度が安心です。





安心安全なお風呂の入り方のポイントは

インフルエンザを悪化させないこと!


家族への感染を防ぐこと!




お風呂の正しい入り方さえ知っておけば、体も衛生的に保つことができ、リフレッシュもできて心身両方にとって良いのです。




インフルエンザに感染!お風呂はいつから?




感染初期、熱の下がりはじめ、または微熱しか出ない場合など、インフルエンザにも様々な段階や状況があります。


インフルエンザにうつってしまった場合、その進行過程や、いつからお風呂に入れるのか知っておきましょう。


悪寒や寒気!インフルエンザ初期のお風呂はOK?




インフルエンザの代表的な初期症状に、強い悪寒や寒気があります。


インフルエンザにかかるとウイルス増殖が体内で急速に進むため、悪寒の直後に筋肉痛や倦怠感、さらには高熱といったふうに様々な症状が短時間で進行していきます。


高熱時の入浴は体力を消耗し回復を遅らせてしまうため、インフルwンザの感染初期にお風呂に入ることは控えた方が賢明です。




いつからOK?解熱後にお風呂に入っていい目安は?




インフルエンザの症状には個人差があります。



そのため「感染から○日後にはお風呂に入って大丈夫!」というような、明確な基準はありません。


お風呂に入って良い目安と考えられるのは体温が37℃程度まで熱が下がることです。



ただ、平熱にも個人差がありますので元々体温が低い人の場合はたとえ体温が37℃くらいまで下がったとしても少し様子を見たほうが良いでしょう。


一般的には熱が下がってから2~3日経過し体力回復の実感がでてきた頃が入浴OKの時期と言えるでしょう。




入浴後は湯冷めに注意!


せっかくお風呂に入ってスッキリしても、油断していると湯冷めが原因で症状がまた悪化してしまう危険があります。


湯冷めをすることのないように、脱衣所は温かくしておいて、すぐ体を拭いたりドライヤーで髪の毛を乾かすなどしましょう。


そのあとは温かい服装で体を温めることが大事です。




水分補給も忘れずに!


インフルエンザに感染中は高熱で大量の汗をかき思っている以上に体の中の水分が不足しがちです。


特に入浴後は体から水分が減り、最悪の場合、脱水症状になる可能性もあります。


お風呂からあがったらすぐに水分補給を忘れないことが大切です。




入浴後すぐの睡眠に要注意!


湯冷めしないように…と思ってつい、すぐ布団に入って寝てしまえ!と思いがちですが
体が火照ったままの状態ですぐに布団にもぐり込んで寝てしまうと、かえって汗をかきやすくなり逆効果!
結果、湯冷めをしてしまう危険があります。


インフルエンザをかえって悪化させてしまわないように注意が必要です。




ここまで、インフルエンザに感染したときに自分や家族を守るためのお風呂の入り方についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?


インフルエンザに関する正しい基礎知識を知っておき、ご自身もご家族も健康な毎日を過ごしていきたいものですね!


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