家庭内で家族がインフルエンザに感染したら一大事です!


同じ屋根の下で暮らすだけに高い確率で家族もインフルエンザに感染してしまいそうで心配です。


感染した家族を看病するためにも、自分たちまで感染しないよう注意しないといけませんよね。




でも実際のところ何に気をつけて、どのようにすれば良いのか?


気になる方も多いはず。




ということで今回は

インフルエンザが家族に感染する確率は?


インフルエンザはいつまでがうつる期間?


など、家族の誰かがインフルエンザに感染した場合の注意点についてまとめてみました。




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インフルエンザが家族に感染する確率は?




あなたは知人や友人からこんな話をされた経験はありませんか?


「家族がインフルエンザになったんだけど、自分たち家族は大丈夫だったの!」




家庭内でインフルエンザに移らなかったのは幸いですが、見落としてはならない重大な点があるんです。


それは、


インフルエンザの発症はしなかったけど、感染はしていることがあり得るという真実です。




高熱や激しい関節痛などインフルエンザ特有の症状が出なかったので気づかなかったけど感染はしていて、知らないうちにインフルエンザの保菌者になっていたということが現実的にあり得るんですね。


実はインフルエンザには感染⇒発症という2つの段階があります。


一般的には「発症」をもって「インフルエンザにかかってしまった」と認識するケースがほとんどです。




ですが厳密には、

感染=インフルエンザウイルスを保菌しているが、
目に見える症状が出ていない状態


発症=インフルエンザウイルスが体内で増殖し
発熱や関節痛など目に見えて症状が出てきた状態



これがインフルエンザの現実の姿なんです。




家族一人がインフルエンザにかかったとしても、まわりの家族が発症するしないは、個人個人の体力や免疫力によって変わってきます。


ですから、
「インフルエンザが家族に感染(発症)する確率は○○%」ということは
一概に、はっきりとは言えないのです。





インフルエンザの家庭内拡散を防ぐための対策




同居している家族にインフルエンザ感染者が出たら、それ以上家族内で感染を広げないためにもしっかりと対策をとることが大切です。


高熱や激しい関節痛などインフルエンザの発症は、口や鼻の粘膜から侵入したインフルエンザウイルスが体内で増殖することから始まります。


ウイルスは粘膜から侵入しますから目からも感染することもあります。


看病中は無意識に自分の顔などを触らないように注意しないといけません。


また、家庭内での感染予防には患者が他の家族と極力接触しないのがベストです。


トイレなど共用スペースはどうしようもないですが、それ以外で極力接触しないようにするだけでも、かなりの確率で感染のリスクを下げることができます。


インフルエンザ患者はできれば個室で安静にして静養するのが望ましいです。


部屋の間取りの都合で個室が難しい場合は、部屋を区切るなどの工夫をして、できるだけ同居人から離れた場所で安静にしてもらいましょう。


看病する方が患者に接触するときはもちろんですが、患者も食事やトイレで家の中を移動する際には必ずマスクを着用して、ウイルスの飛散を防ぎましょう。




咳やくしゃみで拡散するのを防ぐためのポイントは他にも、このようなものがあります。

咳・くしゃみをするときはティッシュなどで鼻と口を完全に覆う

近くに人がいるときは顔をそむけて、最低でも1メートル以上離れて咳・くしゃみを!

鼻をかんだ後のティッシュは、すぐ蓋付きのゴミ箱へ捨てる…




できることは他にもあります…

部屋は時間を決めて換気する

患者の部屋に入るときはマスクを着用

患者も含め、家族全員でマスク着用を!
(インフルエンザウイルスは感染者のくしゃみや咳で室内に飛散します)

アルコール消毒液で手やドアノブなど手に触れる部分をこまめに消毒する

口・鼻・喉の粘膜を弱らせないため部屋は適度な湿度を保ってお

患者の部屋を出入りした後は手洗いとうがいをする

患者の着替えはビニール袋に入れて、裸で家の中を持ち歩かない
(洗濯すればウイルスは感染力がなくなるので他の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫です)




たくさんありますが、家庭内で発症が拡散してからでは遅いです。


出来る限りの細心の注意を払いましょう。




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インフルエンザはいつまでがうつる期間?




家族の一員がインフルエンザと診断されてから少しのタイムラグを経て、


発症から1~4日目あたりが最も周囲に感染しやすい時期となります。


この期間の注意や対策がとても大切になってくるということですね。

こちらもぜひ、参考にしてみてください!

インフルエンザ潜伏期間の日数と対策は?感染期間は何日間?


インフルエンザ患者を家庭内でを看病するとなれば、1~4日間目は特に家族全員の体調に気を配りましょう。


患者の看病ももちろん大切ですが、同時に家族全員がしっかり栄養を摂ったり充分に睡眠時間を確保したり、体を冷やしたりすることのないよう健康管理に気をつけて体力と免疫状態をキープしておきましょう。




インフルエンザには「感染」と「発症」の2段階があることを覚えておいてください。


自分は何とか無事、うつらなかった!と思っていても、実はインフルエンザウイルスを保菌してしまっている可能性もあります。


知らないうちに自分発信で周りの人にインフルエンザをうつしていた…なんてことにならないよう家族全員で注意していきましょう!


いずれにしても普段からしっかり栄養や睡眠を取って健康な体を維持しておくのが一番ですね!


インフルエンザで苦労しないで健康で楽しい日々を過ごされることを祈っています!



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